アスペルガー❤️日記

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【診断前の悩み】精神科、心療内科を受診するべきタイミングとは

もしかして自分は発達障害なのではないかという疑念がわいたとき、診断を受けるべきかどうか迷う人も多いのではないか。

受診や検査をした方がいいかどうかというのに正解があるわけではないが、一つの考え方として参考にしてもらえればと思う。

 

自分が発達障害かもしれないと疑念がわくということは、それだけその時の自分の置かれた状況や内面的な困りごとを自分で認識し、客観視できているということでもある。

この場合、診断を受けることで「ああ、自分は発達障害だったんだ」という納得感は得られるかもしれないが、それ以上に自分に有益なことはあまり多くはないと思う。

 

なぜなら検査を受ける時点での、あなたにとっての困りごとは、(「時間の想定が苦手」や「なぜか人間関係が続かない」などの)日常的にはよくぶち当たる困りごとかもしれないが、喫緊(きっきん)に解決しなければならない「困りごと」ではない可能性が高い。

それなのに「自分が発達障害かどうか、白黒つけよう」と考え、心療内科や精神科にわざわざ出向いてその「究極の答え」を得ようとすることは、本人にとってプラスになることがあまりないと考えるからだ。

 

もしなんらかの「発達障害」が診断されたとしよう。それ以降、生命保険や住宅ローンの申し込みに影響が出てしまう可能性がある。

そして逆に「発達障害ではない」という結論になったとしよう。少なくとも自分の期待と違う診断がおりたことに戸惑うことだろう。

得てして「発達ではない」という診断に納得感がないまま日常を送ってしまうことになるのではないだろうか。

 

逆説的な言い方になるかもしれないが、あなたが職場や学校などの人間関係で躓いたときが発達障害かどうかの診断を受けるチャンスだと思ってはどうだろう。

 

もし診断がされれば、躓き(つまづき)の原因がわかり、家族、会社、医療福祉面でのサポートを受けることができるだろう。また受診を継続することで、適応障害うつ病などの、深刻な二次障害を引き起こさないための危機管理をすることができる。

 

まとめると、「発達障害かどうか、知りたいだけ」であるならば、検査や診断を受けることによって保険加入や住宅購入に不利になることがある可能性を留意しておく必要がある。ただし、日常生活の人間関係や業務の遂行に「困りごと」がある場合には、診断を受けることで、問題解決につながる可能性がある。

 

チェック✔️ 発達障害の検査は生活上の問題が顕在化してからでもよい、という考え方もある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一般的には数日間かけて行われる検査である。もし

 

 

 

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